私が「英語脳」を身につけた方法

私は現在グラフィックデザインの仕事をしているのだが、その前はイタリア人オーナーが経営する輸入販売会社で働いていた。

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イタリア語は日常会話もおぼつかない程度の語学力しかなかったし、英国留学経験がある英語堪能な先輩とオーナーとの会話は英語だったので、そこに仲間入りをした私も当然英語で会話するしかなかった。

 

と言っても、最初は自分の意見や言いたいことをうまく伝えられず、彼らが話していることを聞いているだけということがほとんどだった。

LINEグループ上でのやり取りも、当時の私からすると凄まじいスピードで英語での掛け合いが流れていくので、自分の発言したいことを打っている途中で次の話題に移るということがよくあった。

 

 

今振り返ると、その頃はまだ、頭の中に「英語脳」が構築できておらず、「日本語脳」を使って英語を話そうとしていたのだろうと思う。

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私が「英語脳」と呼ぶものは、「話したいことを英語で考えて英語で話すための脳の中の回路」みたいなものだ。

 

PCやスマートフォンのOSの初期設定時に使用言語を選ぶことに似ているかもしれない。

英語を選択すると、基本的なシステムはもとより、facebookなどのアプリも英語版が表示される。

もちろん、言語設定はどれか1つの言語を選ばなければならず、2つを同時に選ぶことはできなくなっている。

 

 

 

他の人が英語を話す時にどのようにしているかは分からないが、私の場合は、英語を話す時は普段の「日本語設定」から「英語設定」に切り替える必要がある。

(英語圏で生まれ育ったバイリンガルの同居人も基本はそんな感じらしい)

(イタリア人の元上司は電話で母国の友達と母国語で話しているときに、自分では気づかず日本語が漏れ出していることが多々あった。5ヶ国語話者なので頭の中がかなり複雑なことになっていてるのかもしれない)

英語で話しかけられた言葉をその度に日本語に変換して、頭の中で日本語でそれについて考え、また英語に変換して返答していたら時間がかかるし疲れる。

 

その状態だったから、オーナーと先輩の会話のスピードの追いつけず、発言を躊躇しがちだったのだと思う。

↓ でも触れたが、そこから脱したのは入社して2、3ヶ月経った頃だと記憶している。

私が英語を「しゃべれる」ようになった方法をご参考までに。

英語に慣れ、人に慣れたことで間違えることへの恐れが和らいだら、思ったことをとりあえず言おうとするようになった。

伝えようとすれば、向こうも分かろうとしてくれた。

 

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そうやって自分で英語で発言するうちに、

言いたいことを日本語で考える→頭の中で英語に変換→言う

という時間のかかる作業が効率化されて

英語で考える→言う

とシンプルなステップで話せるようになった。

 

 

 

日常会話程度であれば中学で習う語彙だけでも問題なく話せると思う。

難しい単語を使わなくても、簡単な単語を組み合わせれば大抵のことは伝えられる。

その中で、知っておいたほうがいいなと思う単語が見つかれば、その都度調べて覚えていけばいい。

 

単語や文法を間違えたからといって、まともな人はそれをジャッジしたり嘲笑したりしない。

(もしそういう反応をする人に出会ったら、その人とは仲良くしなくていいと思う。)

ただ間違えを指摘してくれたら、素直に受け止めて自分の糧とすればいい。

 

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私も今の同居人と話していて、単語の使い方や発音でミスをすればちょっと恥ずかしいし、なんか負けた気になってしまうのだけど(笑)、そんな気持ちはすぐ忘れる。でも、その時に正してくれた内容は、ずっと頭に残る。

彼は日本語を積極的に使って、間違えなど恐れずどんどん新しい言葉を会話に入れてくる。この前など、「気兼ねなく」という言葉を自然に取り入れて話してきて恐れ入った。

 

使おうとしなければ、せっかく覚えた単語も使い方が頭に定着しないまま、ただの豆知識みたいな感じで持ち腐れてしまう。

もったいないので使った方がいい。

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